ワークライフ・バランス

長時間勤務が美徳と考えている管理職が非常に多いため、どの部署も業務が非常に忙しく、ワークライフ・バランスは無いと考えてよい(その考え方自体が会社に存在しない)。上役がサービス残業前提の作業指示を、当然のようにしてくるので、総合職の大部分の人がワークワーク・バランスとなっている。ノー残業デーの施行など、昔に比べると残業は減少傾向ではあるものの、サービス残業を推奨する企業風土は変わらないため、残業代がもらえるとは考えない方がよい。仕事や残業(サービス残業)が大好きな人、または家に帰りたくない人には向いている会社。部署によって残業を付けられる部署もあるが、残業代を付けられたとしても気持ち程度と聞く。

専任職(大学卒)と技能職(高卒)との差が激しく、現場で働いている技能職と比べて専任職は激務で、プライベートとのバランスは取りづらい。平日の定時内に仕事がさばけないのであればサービス残業で休日出勤するという風土があり、時間外労働の管理は事実上されていない。一方で高卒社員は残業が許されていない。仕事量のバランスが取れず、残業代がもらえなくなった高卒社員と、サービス残業で仕事を抱え込んだ大卒社員との間に深い溝が存在する。

休日は暦通りで、盆休みなどはなく、部署によっては有給を使って盆休みを取っている。人手不足のため有給についても取得率は10%を下回るレベルであり、取りづらい環境である。特に管理職の有給消化率が低く、ほとんど管理職は会社を休まない(休めない)。部署にはよっては、有休が比較的取りやすい場合もあるが、有給を多く取るのはよくないという雰囲気は根強い

仕事量に対し急な病欠に対応できる程の人員的余力が全く無い為、急な病欠等に対して早出残業のリスクが常に付きまとう。また、作業員の退職等があった場合も仕事量を吸収する余地が無い為恒常的に早出残業が必要となる。その為、満足にプライベートを過ごせず、生活リズムを確立できない時期が続く覚悟が必要。休日出勤は会議などの実施以外はほぼないが、自宅にて仕事を行うことはよくあることで、仕事の量は増加傾向にある。

工場勤務の場合は辛いことが多い。例えば、事務所が工場に併設されており、設備は極めて古く、夏場にエアコンの故障し、熱中症になった社員を出したことが有る。生産しているものが、揮発性の高い原料が多いため、工場内を移動しているだけで身体に悪そうだ。また、原料の匂いが普通に工場内外を歩いているだけですごくて、仕事場として長い間働くと身体を壊しそうな感じがする。

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